家に居て家に帰ると生身魂

道…。

お盆休みの電車内。立って居る人も無く真直ぐな道の様な感じだったので。

この頃たまにあるのだがお袋が「変になった！」と親父からのSOS。
「家に帰る！」と言い張って聞かないと。
（『家』はお袋の実家の事で、当然 !? 両親は健在で、帰らないと父親に怒られる…と思っている。）
…で、何とか説得してくれと言うのだが色々言っても全く納得しない(~_~;)。
今にも出て行きそうなので「急いでそっちに行くから待ってる様に！」というと「じゃあ、来るまでにちょっと『家』に帰って来る」などと言うので、またそれを止めるのに必死。
今居る所は『千葉』で帰ると言う家は『島原（長崎県）』で非常に遠いと言うと言うのだが…。
『此処』は千葉で『家』は島原と言うのは分かっているらしいのだが…お袋の頭の中ではすぐ近くの様だ。
駆けつけるとたいがいは、鍵もドアチェーンもしっかり掛けてあり、チャイムで出て来るお袋は「あぁ〜良く来たねぇ」と「『家』に帰る !!」と言っていた事などこれっぽっちも覚えて無い。稀にまだおかしい時など、『家』まで一緒に付き合って出ると『家』に帰る事などすぐに忘れて「あ！財布持ってこなかった。」とか「鍵ちゃんと閉めて来たのかなぁ」と心配して単に買い物に、あるいは散歩に出たつもりになるようで、買い物でもして帰って来るとたいがいはそれで済む。
まぁ、買い物や散歩に出てから『家』に帰る状況になるよりは遥かに良いけど…。
毎月第４日曜日はちょっと集まりがあって、一昨日も一段落して「さぁ〜呑みに行こう！」と云う時にSOSの電話(~_~;)。（実は、飲み会を楽しみに顔を出しているのに !?）
先月の第４日曜は長距離散歩の追跡で、楽しみの !?飲み会には参加できず…のに比べると(追跡する訳ではないので)ましかぁ〜。

父帰る家は何処ぞ十三夜

泳いでいた鴨？が目の前に上陸

先日親父から電話があった。「お〜ぃ(；_；)…。どうしよう…。」変だからちょっと替ってくれ（泣き…）と電話をお袋に。…すると「おとうさんが帰らない!!」と云う事らしい!?。「そこが、何処だか判る？」と聞くと、千葉の自分の家だと…（正解。合ってる^^！）。「おとうさんは、何処に帰るの？」と聞くと「たるこ（親父の実家の小字名）に決まってるじゃ無い!?」と。ありゃ！いつもは自分がしょっちゅう（自分の）実家に帰ろうとしているのに…。今回は親父だけを帰そうとしている…!?。「おとうさん云々」と言うのだが「自分」と「おとうさん」が一緒に暮らしている家族とは思って無いのかなぁ〜(~_~;)。そこの戸主は誰だか判る？と聞くと、「…？誰だろう??」と。ちょっと表の表札見てみなと云うと、そこに親父の名前を見付けて「知らなかったぁ〜!!　何時から〜??」と驚いていた。それで？納得した様な、しない様な…。『おとうさん』は帰らなくても良いのかなぁ〜と心配そうに、でも何とか？置いてもらえる様子。　
まぁ〜？一件落着??。
その後、「お袋居る？」との確認のための電話に親父が出た時「また『帰れ』なんて言われない？」と聞くと「今度言われたら『じゃぁ〜帰る』と自分の部屋に帰る事にする(^^)」と。

五万株レンゲショウマの咲く御山

昨日お袋退院。
実家に寄りお袋の衣類（どれが良いのか判らないので、その辺に有った物を適当に）持って病院に。
着き、ナースステーションに行くとそこで夕食をとっていた。車椅子で。？？（歩き回って手に負えず）車椅子に縛り付けられていた。…が、本人は気付く様子も無く「食事をご馳走になっている」と、嬉しそうに。
食事が済んだので着替えを渡しナースステーションの更衣室に。看護婦さんの「あ！それは病院の…」…何か説明している様子。持って行った服の上からリースのパジャマをまた着ていたらしい。
帰る時は「どうもごちそうさまでした」と。そして言うには「今日はご馳走になって、友達もいっぱい出来た」と（親切な看護婦さんの皆さん『お友達』になって頂き感謝m(__)m）。
入院していたとか病院であるとか全く判っていない。…けど、健康てぇ方が良いか…。
帰りは、スーパー等で買い物をして実家に。
着いた時には病院云々〜晩飯食ったなどの記憶は一切く「今日は午前中はいつもの様に散歩して…」「健康の為に散歩しなけりゃぁ！」だと(-_-;)。
「検査入院していたんだよ」と言っても「誰がぁ！？」病院から貰って来た薬を見ても「買って来たのぉ〜？」。
結局また晩飯一緒に食って、電車の有る内に東京に戻る事に。

御岳山登山鉄道ケーブルカー山頂付近に５万株のレンゲショウマ

斑猫や成田街道とぼとぼと

注：猫の写真載せていますが「斑猫」は猫ではありません。

…(+_+)。
一昨日の日曜日。午後２時頃セコムから電話。…？
お袋のGPSから信号が発信され高速移動中だと。
？？とりあえず実家に電話して見ると習志野警察で保護されて家に向かっている処だと。
信号発信は警察の人が押してくれたのだろう（お袋はそんな気の利いた？事しないはず…）と、云う事でセコムの監視は解いてもらった。午前中から散歩に出て習志野の方まで歩いて行ったようだ。
早い時間に保護されて良かった(^o^)。
日曜だったが、仕事をしていて思ったより順調に…途中で上記の様な事あったが無事解決。と云う事で晩飯でも食いに行くかと、出る時にまぁ〜　一応実家に電話してお袋居るかどうか確認して…。
すると「お袋は？」「居ないみたいだなぁ…お使いにでも行ってるんだろう」と。GPSの位置確認をしてみると「…ありゃぁ〜！」隣の駅までもう少しという辺りに。晩飯延期(. .)　上野から京成電車に。丁度イブニングライナーが数分で発車と云う所だったので飛び乗り、八千代台まで。
そこで確認すると大和田駅を通り過ぎ成田街道を数キロ移動中。大和田駅まで行き駅前のタクシーで追跡。その後３回位位置確認をして成田街道沿いで発見！。まぁ順調に見つかったってぇ処かなぁ…。
貧乏なのにまた？タクシー代等出費。まぁ〜しょうがないけど…。(-_-;)

白鳥のボートに都鳥一羽

今日は少し可愛く？
昨日の写真はピンぼけでちょっとひどかった^^;…。

認知症のお袋の事
徘徊している時に追いついて保護すると、その時点ではどうやら生れ故郷を歩いているようで「帰ろう！」と云うと「新切（お袋の実家の小字）行くのに、この道行けば八幡様でしょう？」とか「ここが何処か判る？」と聞くと「何、馬鹿な事聞くの！」と一蹴されるが「千葉だよ！」と云っても納得してもらえない(;_;)。
…が、自宅に戻ると「さっき新切の辺りを歩いていたって云ってたけれど…」と話を合わせると、それこそ「何？変な事言って！」と、それまで徘徊していた事等すっかり忘れて…。
靴擦れで大きな水膨れが両足に出来ているのを見ても「あれ！どうしたんだろう？こんなになって！」ちゅうんで「歩き過ぎ！」と言っても「ちょっと散歩に出ただけで、そんなに歩いていない！」と、言い張る。が、暫くして足を見るとまた「あれ！どうしたんだろう？こんなになって！」と。それを何度も繰り返して…(~_~;)。「も〜ぅ！さっき言ったでしょう！」「も〜ぅ…！」「も〜ぅ…！」と、気が付くと牛になっています(. .)。言ってもしょうがない…とは思いつつ。

帰り道判らぬ散歩半夏生

先日大きな蟻を発見大きさの比較の為に１０円玉と。
かなり写りが悪い^^;ですね。何てぇ蟻だろう？

夕べ、彼女と「晩飯喰いに…」と出る処で、一応？確認の為に実家に電話。
「お袋は？」親父が出て「いないよぉ…。その辺に散歩でも行ってるんだろぉ」と。
「おい　おい(~_~;)　やば〜ぃ！？」ちょっと暗くなりかかってるので…。
GPSで位置確認をして見ると
「あちゃぁ〜！」実家からちょっと離れた普段行きそうも無い所に…。
彼女と晩飯…は中止。
先日徒歩で追い掛け、随分歩かされたのにこりて義兄（千葉市内）に車を借りる事に。
後楽園の近くから向かい車を借りた頃には、さらにかなり移動。１６号線を北上中。
京成線と１６号線の交差する辺で確認したら、勝田台の大きなホームセンターに近付く頃だと。少し行くと、とぼとぼ歩いているのを発見！。ちょうどコンビニ前で、駐車スペースに車を入れたら直ぐ後ろを通過。声をかけると「あれ？どうして判った？丁度良かった^^」と。「これどうしょうか？」見ると１メータ位のゴムバンド。よくガラクタ…と云うよりもただのゴミを拾って来る。「お金以外は拾ってこないでよぉ〜！」って云うんだけど…。
実家に連れ戻り、残り物で焼飯等作り夕食。食事が済んだのは２４時近くだった。

もう〜もう〜(. .)ちゅう話し

梅が落ちていました（これは、奄美大島ではありません）

先日の事ですが、お袋が米を研いで電気釜に。通常年寄り夫婦二人なのに５合もセットして…。
…と、いうだけならまぁ「もう少し減らした方が良いのでは…」「残っちゃうよ〜！」てぇところですが…　^^;　少しすると何やら米を研ぐ様な音。
見ると
また５合程研いでいるでは…
「ありゃ！何やってるの！」と聞くと、まだご飯炊く準備して無いと（思ってる）。
「もう釜にセットしてるよ！」と見せると「何時の間に？誰が？」…と。
仕方なく水を切って冷蔵庫に。
暫くすると、まさか(^_^;)…。また研いで鍋で炊こうとする寸前。「もぅ〜！！何やッてんの〜！」とついつい大声で…。
「もぅ〜！もぅ〜！」と声を荒げて言っている自分が「嫌なやつ！」
「不良にはなりたい？けど。嫌なやつにはなりたく無い…」と、思いつつ。